チュータ日誌

(2013/10/27)チュータのひとりごと 第405回(入試説明会)

 今年の入試説明会が始まった。最初の訪問地は大阪と名古屋であった。

 入試説明会では,本校の「建学の精神」等の基本方針,そして,学校や寮の様子を,パワーポイントを使って説明する。

 今年からホアン理事長が説明会に加わってくださることになり,最初の20分間,カトリック聖ドミニコ修道会の歴史や学校創設にまつわる話等があった。

 続いての20分間がわたしの担当で,「われらの信条」を軸にして本校の建学の精神を述べた。

 昨年までの説明会では,パワーポイントのスライドを用いていたが,今年は参加者の輪の中に入って話をすることにチャレンジしている。

 「Change & Challenge」(変革と挑戦)と常々言っているわたしが自ら実行すべきであると思い,新しい方式を試みている。

 まず,参加してくださっている保護者や児童生徒の中に入り,

 「愛光学園にどのようなイメージをお持ちですか。」

 「学校を選択するときに何を基準になさいますか。」

という二つの質問をする。参加者の答えを聞いて,わたしが詳しく説明をする。

 こちらが全く予期せぬ答えが返ってくることもあり,緊張した雰囲気の中でやり取りが続くので,やりがいのあるコーナーとなっている。

 そして,学校選択において,「進学の実績」も大切であるが,「建学の精神」がいかに大切であるかということの説明をする。

 「世界的教養人」「愛と光の使徒」についても,分かりやすく説明することを心がけている。

 アンケートで,「説明がよく分かった」という言葉をいただくと,次へのやる気が湧いてくる。

 説明会は説明をする側と受ける側との心が合ったときに,初めて充実するものだと感じている。

 ただ,この形式は持ち時間が20分間と限られている時にできるので,40分間の説明となるとどうしてもパワーポイントに頼らざるを得ない。

 今後も新しい形式に挑戦したいと考えている。

 

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