チュータ日誌

(2025/09/14)チュータのひとりごと 第806回(2学期始業式講話)

 2学期の始業式の講話を紹介しましょう。

 挨拶省略

 落雷から身を守るための注意事項について

 中略

 次に哲学者であり、教育者である森信三氏の言葉を紹介します。
 —— そもそもこの現実界では、お互い人間が、真に信じ念じたことというものは、必ずや何時かは何等かの形で、実現せられるものであります。もしそれが実現しなかったとしたら、それはその人の信念において欠けるところがあり、薄弱だったために外ならぬでしょう。少なくともわたくしは、かく信じて疑わぬものであります。そもそもお互い人間が、事を中途で投げ出すということは、信念の欠けている何よりの証拠だといえましょう。
 不撓不屈の意志力と持続力とは、一体どこから湧き出るかというに、結局それは、その人自身がその心の根本において「このことは必ず出来る、否、絶対に出来るに違いない」という確乎不抜の信念を抱いていた為めであります。 ——と述べています。
 生徒の皆さんは、個々に自らが念じている目標を持っているはずです。その目標を途中であきらめたり、投げ出したりするということは、信念の欠けている証拠だと森氏は述べているのです。一考に値する言葉だと思い、紹介しました。
 最後の最後まで信念を持って、自分の目標達成に向けて努力を続けてくださることを願っています。

 後略

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