10月30日(木)の6時限目に中学全体集会をおこない、表彰伝達と短い話をしたので、話の内容を紹介したい。
本日と、明日の二日間で、第111回全国図書館大会愛媛大会が実施されます。
今日、午後1時から県民文化会館でおこなわれた開会式に参加してきました。明日は本校の文化会館を使って一部の会が実施されます。
大会の責任者の方が、本校の図書館と文化会館を訪問し、図書館の蔵書、文化会館の古生物を始めとする展示物等に大いに感銘を受け、大会をするのはこの場所しかないとおっしゃっていただいたと聞いています。
テーマは「図書館が彩る未来 伊予路から」で、愛媛の道を次のように紹介しています。
―― 伊予路は文化や情報が行き交ってきた交流の道です。また、正岡子規をはじめ多くの俳人が各地を吟行して、風景や心情を17音で表現してきた創作の道でもあります。そして、四国遍路は、千年以上の歴史がある巡礼の道です。
図書館があること、図書館を使うことで、日々の暮らしや地域全体がより豊かで愉しいものとなり、明るい未来へとつながっていく。 ――と記されています。
今回、全国の先生方にきていただく本校の図書館は県内有数の蔵書数を誇っていて、閲覧室には56,390冊、書庫には26,952冊、教員用図書3,276冊、合計86,618冊です。ただ、いくら蔵書数が多くても、利用がなければ、まさしく宝の持ち腐れになってしまいます。校舎から少し離れていますが、皆さんが図書館を最大限に利用し、教養を深めてくださることを願っています。
BIBLIO第190号の冒頭に「If you want to change the world, don’t ever, ever ring the bell.」 と紹介されており、変革の重要性を認識した上で、志を諦めてはならないことに触れています。
ここで、皆さんに次の言葉を送ります。
If you want to change the world, head straight to the library.
世界を変えたければ、真っ直ぐ図書館に向かえ!
世の中を変えたいのであれば、読書が必要です。読書は世界を変えようとする皆さんの根源になると思うからです。以前から申し上げているとおり、Change & Challenge 変革と挑戦で頑張ってください。
最後に、部活動や体育大会、文化祭、クラスマッチ、柔道大会、合唱コンクール等の行事で味わう感動があります。今日の表彰伝達は部活動で味わう「感動の教育」の結果であると申し上げて、本日の中学全体集会の話を終わります。