チュータ日誌

(2026/01/18)チュータのひとりごと 第820回(2学期終業式講話)

 令和7年度第2学期終業式講話の一部を紹介します。

 皆さん、こんにちは。 
 高Ⅲ生の皆さんは大学入試を考慮し、すでに11月末に高校生活最後の定期考査となる第2学期期末考査を終えており、1月に控えた大学入学共通テストと、その後の2次試験に向けて頑張っています。
 中1から高Ⅱの皆さんは、12月の初めに期末考査を終え、3日前のクリスマス祝会、ホアン神父様からのクリスマス・メッセージ、そして、心温まる「クリスマス祝会」を終えて、今日の終業式を迎えました。

 中略

 さて、今日はチェインジ&チャレンジ(変革と挑戦)の話をしてみたいと思います。
 月刊誌「致知」1月号の特集のタイトルが「拓く進む」で、次のように記されていました。拓くの漢字は開拓の拓であります。
—— 「拓く」とは開拓することである。「進む」とは続けることである。分野を問わず、未開の地を拓き進むことで人類は文化文明を発展させてきた。——
 この文章の後に、二人の日本人科学者がノーベル賞を受賞した記事が続いていました。
 わたしは、この文を読んだ瞬間に、いつも口にしている「チェインジ&チャレンジ」(変革と挑戦)を思い浮かべました。「拓く」はチェインジによって新しい世界を拓く、進むはチャレンジによって道を突き進むことだと思ったからです。
 先ほど触れたように、今回、二人の日本人科学者、北川進さんがノーベル化学賞を、坂口志文さんがノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
 北川先生は細菌学の父、ルイ・パスツールの言葉「Chance favors the prepared mind.」(幸運は準備された心に宿る)」を引用して、研究活動の重要な部分に触れています。皆さんの受験も、「大学合格は準備された者に宿る」と言えるのではないでしょうか。
 また、北川先生は「無用の用」という言葉を座右の銘としているとのことです。人が役に立たないと振り向きもしない研究課題に価値を見出し、「続いてこそ道」の精神で何十年も研究を続けた結果、天がこの人物を放っておけるかと思った結果がノーベル賞につながったと思います。
 坂口先生の座右の銘は「一つ一つ」だということです。大した研究費もつかず、周りから相手にされない中をひとりコツコツと研究を続け、様々な逆風を乗り越え、制御性T細胞を発見したとのことで、こだわりのレベルが違うと言われています。
 また、「運・鈍・根」という言葉を大切にしているとのことです。運は幸運の運、運に恵まれること、鈍は鈍感の鈍で、周りの雑音に惑わされないこと、根は根気の根、諦めずに努力を続ける姿勢です。
 「大学入試は最後には執念で決まる」と皆さんを激励していますが、まさしくレベルの違う執念で得たノーベル賞であろうと思います。
 さて、68期高Ⅲ生の皆さん、「大学入学共通テスト」まであと28 日です。現役生は、これからまだまだ伸びるのです。試験の前日まで伸びるのです。
 最後の最後まで強いチャレンジの精神、絶対に合格するという執念を持ってください。絶対合格するという執念が大切なのです。
 
 後略

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