チュータ日誌

(2014/01/26)チュータのひとりごと 第413回(年頭挨拶(平成26年1月14日実施))

 2014年の新春を迎えました。新しい年が,平和で希望あるものとなることを祈るとともに,新しい年に向かって元気でチャレンジしてほしいと願っています。

 さて,今年の暦の干支(えと)は甲午(きのえ・うま)で,動物は馬があてられます。

 ―― 甲午(きのえ・うま)の説明省略 ――

 さて,今回の年頭の挨拶では,「人は挨拶でわかる」という話をしてみましょう。

 フリーランス(freelance)のライター,上坂徹(うえさかとおる)氏は著書の中で次のように述べています。

 ――著名な方々にたくさん取材をしていると,いくつも共通点を感じますが,その一つに挨拶があります。

 人の第一印象というのは,最初の挨拶一つで決まってしまうことがほとんどです。そして,第一印象が良くない人と,また続いて仕事をしたいと思う人は少ないでしょう。逆に気持ちよく挨拶されれば,極めて印象は良くなります。

 これだけでも,対人関係の得点は大きくアップするでしょう。

 それこそ子どもの躾の基本のひとつが挨拶ですが,大いに意味があったのだと改めて気づかされました。相手にいい印象を与えることは,人間関係において極めて重要なのですから。

 きちんと挨拶ができなかったせいで,敵と間違えられて命を落としてしまった時代もあったのです。挨拶は,命にも関わるということです。

 ある外資系企業のトップが面白い話をしていました。昇進の判断材料の一つとして,きちんと元気よく挨拶ができるか,を重視していたというのです。「外資系企業の昇進の判断材料に挨拶?」と思ったのですが,彼は大真面目でした。

 朝のリーダーの挨拶一つで職場の雰囲気はがらりと変わる。元気な挨拶ができないようなリーダーを持ってしまったら,そのフロアのメンバーは不幸になる。だから,元気な挨拶ができるかどうかを,しっかりチェックしていたのだ,と。

 たかが挨拶くらいで,と思われるかもしれません。でも,こういう小さなところでこそ,実は人は大きなチャンスを手にしたり,失ったりしているのです。

 きちんと挨拶ができない人に,成功者はいない。それくらい言い切ってもいいと思っています。――

 さて,生徒の皆さん,それぞれに質問します。

 きちんと挨拶ができていますか。

 外からお客様がお見えになったときも,「おはようございます」,「こんにちは」という元気な声で挨拶を心がけてください。

 挨拶ができるという事は,「世界的教養人」,そして「愛と光の使徒」を目指す皆さんには当然のことであります。

 昨年のクリスマス祝会のテーマ,人と人との「つながり」は挨拶によって始まります。友人,教職員,寮職員,また来客等,学校では様々な人々に出会います。気持ちの良い挨拶で,自分の運命を切り開くよう心掛けてもらいたいと希望を述べておきます。

 最後に,56期高Ⅲ生に申し上げます。いよいよ,センター試験が目前に迫ってきました。特別授業等によって,毎日,懸命に努力していることと確信しています。

 激励文省略

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