チュータ日誌

(2026/07/05)チュータのひとりごと 第840回(地区別懇談会と建学の精神)

 今年度の地区別懇談会が始まった。
 わたしの最初の担当訪問地は新居浜であった。
 JR松山駅から特急列車で新居浜駅に向かった。松山駅は新しい駅舎が完成し、東西の2か所から出入りできるようになり、便利になった。東西とも整備が進んでいるが、最終的にどのような光景になるのか楽しみである。特に西側の整備が完成すると、スクールバスの発着が便利になるのではないかと期待している。
 上下線の特急列車に合わせてスクールバスを運行しているので、特急が遅れるとバス利用生徒は始業に間に合わないことがある。JRがダイヤを組むときに、通勤、通学のことを考慮してくれていることは十分理解しているつもりであるが、なお、配慮をお願いしたい。
 松山から新居浜まで特急で片道1時間10分かかる。しかも、駅から学校までスクールバスで20分ほどかかるので片道1時間30分かけて通学することになる。往復の3時間をどのように使うか、これは列車通学生にとっての大きな課題である。
 個人面談時に尋ねると、単語の暗記等に使っているとのことであるが、揺れる列車の中で単語帳や本を開いていると、列車酔いになってしまうのではないかと心配である。6年間あるいは3年間、この時間をいかにうまく利用するかで学習効率がずいぶんと変わってくるように思える。往復3時間の通学時間は大変な苦労だと思うが、それぞれの工夫をして、この時間を有効に利用してくれることを願っている。
 
 各地で開催される地区別懇談会、役員や委員の皆様が準備に費やすご苦労は相当なものであることは、会の運営を見ていると容易に想像できる。それぞれの地域の特色を出しながら、会を円滑に進めていく工夫を見るのを楽しみにしているのと同時に、運営のご苦労に対して大変感謝していることをお伝えしたい。
 懇談会でのわたしの話は、主に「建学の精神」についてである。
 「建学の精神」とは、本校がどのような目的で学校を設立し、どのような生徒を育てようとしているのかという話で、地区別懇談会だけではなく、入試説明会でも腹に力を入れて話をするため、話が終わると腰に微妙な痛みを覚えることがある。
 「建学の精神」が大きく変わることはないので、毎年同じ話になることは避けられないのであるが、松山で開催する会では「われらの信条」の旧バージョンと初代校長田中忠夫先生と北豫中学第4代校長、秋山好古先生との親交について話をし、お二人が理想とする中等学校には共通する理念があることをお伝えすることにしている。

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