夏休みになりました。地球の裏側のブラジルもたぶん夏!サッカーのワールドカップは終わりましたが、もう一つの世界大会がブラジルで始まっています。
●ロボカップとはなんだ?
今回ブラジルに旅立ったのは、高2森永君と高1北方君の2人。ロボコン部の部員である。春休みに行われた「ロボカップ・ジュニア・ジャパン」(註1)のサッカーB(註2)のライトウェイト部門(註3)のセカンダリーの部(註4)でみごと3位に入賞し、この夏の世界大会の出場権を手にしました。今、たぶん地球の裏側で(註5)がんばっているはずです。
註1 「ロボカップ・ジュニア・ジャパン」とはこういう名前の社団法人が主催している若者がロボットを自作して競技する大会のこと。ロボコップとは大きく異なり、銃を撃ったり、悪者を倒したりするものではない。
註2 「サッカーB」 この大会はいくつかの分野に分かれ、「レスキュー」部門や「ダンス」部門などや、この「サッカー」がある。「サッカーA」は日本独自ルールらしく、世界大会はない。
註3 「ライトウェイト部門」は軽量級のことで、サッカーでも、2.2kgを上限とする「オープン」部門と1.1kgを上限とする「ライトウェイト」部門がある。
註4 「セカンダリーの部」は15歳~19歳の部門。これ以外に「プライマリーの部」があり、こっちは14歳以下。
註5 「裏側」 どちらが裏側かについては意見が分かれる可能性がある。
●さらに言うと・・・
試合時間は10分×2回。1チームはキーパー型ロボと攻撃型ロボの2台で編成し、同じく2台で編成される敵チームとの間で、赤外線を発し続けるボールをめがけて走り回り、蹴りまくるのである。なお、リモコン操縦は禁止されており、ロボは自分で判断して動く自律型である。フィールドは122cm×183cmの白線で囲われており、この白線からロボ本体がでてしまうと、ペナルティが課せられ、1分間の退場となる。つまり、ロボは、(1)ボールをおいかける(2)白線からでないようにする(3)ゴールがどこにあるか認識する、などなどを瞬時に判断しながら動くことになる。
●ロボの特徴
左の白っぽいのが森永号である。キーパー役で、基本、ボールを跳ね返すが深追いはしないように訓練しているとのこと。特殊車輪を4つつけ、どの方向にも瞬時に動くことが出来る!バッテリーはニッケル水素電池5本。壁との距離は超音波センサーで計測し、それでラインからはみでないようにしている、とのこと。
右の黒っぽいのが北方号。攻撃型である。デザインとしてはapple社のMacProを意識して製作したらしく、黒の円筒形ボディーがこだわりである。(本人は「ゴミ箱」と呼んでいるようだ。)このボディーが災いし、重量制限1.1kgにひっかかりそうなため、車輪とモーターを4から3に減らしたそうだが、かえって攻撃のすばやさにつながる、というメリットもあるそうだ。森永号と異なり、白線はラインセンサーをとりつけ、視覚的に認識しているとのこと。
●ブラジルのジョアンペソア
大会の場所はブラジルの「ジョアンペソア」。南米大陸がつま先立ちした靴だとすると、かかとのあたりである。大会は3日間。競技のほかに、参加者の交流会もあるようだ。結果はまた後日。