過去のチュータのひとりごと

(2015/09/20)チュータのひとりごと 第466回(2学期始業式講話(平成27年9月3日)②)

ここで,いじめについて,再度,皆さんに注意を喚起しておきます。

 改めていじめの定義について述べておきます。

 「児童生徒等と一定の人的関係にある他の児童生徒等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの」をいうのです。

 要するに,心理的,物理的な影響を与える行為(インターネットを含む)をして,相手が心身の苦痛を感じているものをいじめと言うのであります。

 したがって,インターネット等を含んで,何らかの行為を受けた生徒が「心身の苦痛を感じた」ということになると,それが,いじめとなるのだということをしっかりと認識してください。

 また,相手の行為に対して,いやな思いを持っているときには,「自分は君の行為で,いやな思いをしている」と,はっきりと相手に伝えることも大切なことであろうと思います。

 学校生活,そして,寮での生活は基本的に楽しく,充実したものでなければならないことは,いつも申し上げている通りです。

 その充実した生活を妨げるものが,いじめであってはならないことを声を大にして,申し上げておきます。

 

中略

 

ここで,2学期最大の行事である文化祭について触れておきます。

文化祭実行委員長から,今年の文化祭テーマを「咲」に決定したと発表がありました。

高Ⅱ以下の皆さんの力を結集して,愛光生らしい,そして,充実感の残る文化祭になるよう期待しています。

充実感は,活動にどのようにかかわったか,その度合いによって決まるものです。

皆さん一人ひとりの思い出に残るよう,活発な活動を期待しています。

「教育とは卒業後の思い出なり」です。

 

58期高Ⅲ生の皆さん,夏休みを終えて,いよいよ,受験に向けてまっしぐらに進むことになります。いつも申し上げることですが,学年主任の先生を中心に,生徒と生徒のティームワーク,生徒と先生のティームワーク,さらには先生方のティームワークを組んでいただき,受験は団体競技,心を合わせ,「合格」という花を咲かせてくださることをお願いし,2学期始業式の挨拶といたします。

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