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(2015/10/11)チュータのひとりごと 第469回(広島大学学長・越智光夫先生 紫綬褒章受章記念祝賀会)

この度,広島大学学長・越智光夫教授の紫綬褒章受章を記念して,9月26日(土)に祝賀会を開催する旨の案内をいただいた。

 今年の4月に,広島大学学長就任祝賀会の案内をいただいていたが,校務のため出席できていなかったこともあり,今回の紫綬褒章受章の祝賀会に出席させていただくことにした。

 越智学長は本校の13期卒業生で,広島大学医学部卒業後,ウィーン大学,イタリアパビア大学,スウェーデンルンド大学への留学を経て,島根医科大学整形外科学教授に就任された。

 その後,広島大学整形外科学教授に就任され,広島大学病院病院長,広島大学理事,広島大学副学長を経て,今年の4月に広島大学学長に就任された。

 紫綬褒章受章は,医療発展と発明改良の功績によるものと案内状に記されていた。

 もう少し具体的に述べると,「変形性膝関節症」という病気について,一度損傷すると修復が不可能な軟骨組織を再生する技術を開発,製品化した功績によるもので,現在では保険適用もなされているとのことである。

 

 祝賀会は広島の「リーガロイヤルホテル」で午後6時から開催された。

 松山から広島へ向かうにはスーパージェットを利用するのが最も便利である。乗船すると,本校を卒業した医師の方々にお会いした。祝賀会に参加されるということであった。

 ちなみに,このスーパージェット,設計者は本校の卒業生であったことを思い出し,卒業生が様々な分野で活躍していることをうれしく思った。

 

 会場に到着すると,出席者が会場に入っているところであった。

 市内が渋滞していて,到着が遅れ,ギリギリの時刻になってしまったのである。

 

 入場して驚いた。これまで,大きな祝賀会に参加したことも何度かあったが,部屋の広さとテーブルの数を見て少なくとも500名を超えるであろうということは容易に想像できた。

 実際には,550名を超えていたらしい。

 

 会の冒頭にクロード・チアリさんのギターの演奏があった。

 続いて来賓の挨拶があり,越智光夫学長の挨拶と続いた。

 その中で,愛媛から,母校愛光学園の中村校長先生に来ていただいていると,わたしの名を出して紹介していただいたことは,驚きであったと同時に本当にありがたいことであった。

 わたしのテーブルは13期生と15期生の皆さんが同席していて,学園の近況等をお話しているうちに,あっという間に時間が過ぎ去ってしまった。

 

 なお,10月9日(金)にLOB Bankの一環として,越智光夫学長と副学長の河野修興教授をお招きして,全校生徒を対象に講演会を開催した。

 河野副学長も医学部の教授で,本校の13期卒業生である。広島大学医学部を卒業後,呼吸器内科を専門とし,間質性肺炎・肺線維(せんい)症と呼ばれる難病を診断できる血清マーカーを世界で最初に発見された先生である。

 

 お二人に,この紙面を借りてお礼を申し上げたい。

 

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