昨年の台湾交流計画で,姉妹校の道明中学高等学校(St. Dominic High School)を16名の生徒と3名の引率教員で訪問した。
道明中学高等学校へは,それまでに2度,訪問をしていた。いずれも,ホアン理事長と一緒で,視察訪問であった。
道明中学高等学校は本校と同じく,中高一貫の学校で,生徒数は現在4,000名を超える大規模校である。
経営母体は本校と同じく聖ドミニコ修道会である。ちなみに,「道明」とは聖ドミニコのことを指す言葉である。
本校の設立は1953年であるが,当時,聖ドミニコ修道会がアジア地域に複数の中高一貫校を設立する計画を立てたと聞いている。この計画はスペインのアヴィラ修道院で行われたもので,結果として,香港のロザリーヒルハイスクール,台湾の道明中学高等学校,そして,日本の愛光中学高等学校が,ほぼ時を同じくして設立された。
この台湾交流は6泊7日で,台湾での生徒との交流とホームステイが主な目的である。
12月23日(水)の早朝,松山空港を出発し,伊丹空港に,そして,バスで関西空港へと向かった。
関西空港で出国手続きを終え,一路,台北へ。空路で3時間余りの旅であった。台北到着後は専用車で桃園駅へ,そこで,台湾新幹線(TAIWAN HIGH SPEED RAIL)に乗車し,最終駅の高雄(左営駅)へ到着した。
そこから学校の専用車で道明中学高等学校へ向かった。