高雄,最初の夜は,寮に宿泊である。時差は1時間しかないので,「時差 (jet lag)」はほとんど感じない。
本校と同じく,学校の敷地内に寮がある。しかも,男子寮と女子寮の両方があり,学校から遠く離れた所に住んでいる生徒たちへの便宜を図っている。
翌日24日(木)の午前中に歓迎式が講堂で行われた。この式典には中学1,2年生の全員が参加していた。
林耀隆(リンヤオロン)校長先生の歓迎の言葉に続いて,本校を代表してお礼の挨拶を述べた。
出発前に,知り合いの台湾出身の方に,英語を中国語に翻訳してもらい,練習を繰り返していたおかげか,中国語の部分の挨拶が終わると拍手が起こり,安心した。
その後のスピーチは英語で行った。道明の生徒たちの英語力は相当なもので,英語科の先生方の話す英語も流暢であった。それぞれにアメリカ合衆国に留学経験を持っているとのことで,なるほどと,うなづけた。
今,日本では,オールイングリッシュの授業が求められているが,この点では,道明は日本より進んでいるように思えた。
本校の生徒のスピーチは日本語と英語の両方で行われた。日本語も聞いてほしいという思いがあったようだ。