過去のチュータのひとりごと

(2016/01/31)チュータのひとりごと 第481回(道明中学高等学校訪問(3))

 歓迎式に続いて,生徒たちは午前と午後の授業に参加し,放課後,ホストファミリーの生徒たちと一緒にそれぞれの家庭に向かった。

 われわれ引率の教員は,寮のクリスマスイブのディナーパーティーに参加した。

 

 翌日,25日(金)はクリスマスを学校全体でお祝いする式典があった。

 クリスマスミサが行われ,生徒代表の一人として,本校の生徒が中国語でお祈りをした。

 約1時間半のミサが終わって,道明の生徒たちのオーケストラの演奏,寸劇,合唱が行われた。道明中高が芸術の教育に力を入れていることがよく分かる発表であった。

 本校の生徒たちも,道明の生徒たちと共に,前日に練習をしていたダンスの発表をした。会場から友好の証である大きな拍手が起こった。

 午後は,「Wanchin Cathoric Church」を訪問した。

 生徒たちがホームステイ先へ帰宅した後,われわれは「父母の会」のディナーパーティーに招待された。

 翌,26日(土)は「School Carnival」に参加した。本校の文化祭にとてもよく似ていて,50を超える模擬店が出され,生徒たちが大きな声で呼び込みを行っていた。歩いていると,呼ばれて自分たちの販売品を買ったほしいと言われ,請われるままに,いくつかの食品を購入した。

 また,ステージが作られていて,大音量の中,歌やダンス,抽選会が行われていた。生徒たちのエネルギーあふれるパフォーマンスに圧倒された。

 今回,初めて模擬店の一つを借りて,日本のコーナーを作った。女子生徒は浴衣を着てうどんやそうめんをふるまった。もちろん,無料である。

 わたしも,麺類を料理するのは得意(?)なので,お手伝いをさせてもらった。

 器具が十分に揃っていなかったため,麺をゆがいて出汁の中に入れるのではなく,出汁を煮込んだ容器に直接麺を入れる方式をとった。そのせいで,理想的な麺を提供はできなかったが,それでも,多くの生徒たちがわれわれの模擬店を訪れてくれた。

 本校のコーナーをよく見ると,以前,愛光でホームステイした生徒たちが手伝ってくれている姿があり,交流の成果を実感できた。

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