ここで皆さんに,校歌の歌詞を一部変更することについて,報告します。
校歌の1番に,「頬赤らめし男の子々達の」という歌詞があります。
本校が創立50周年に共学化してから,13年が経過しますが,女子生徒の皆さんの立場からすると違和感があるのではないかという思い,あるいは同窓生からのご指摘をいただいて,今回,作詞者の日比野正信先生にご相談したところ,一部変更を快く引き受けていただき,日比野先生に歌詞を作成していただきました。
その結果,「頬赤らめし男の子々達の」という部分を,新しく「学舎(まなびや)に立つ若人達の」という歌詞に変更することを決定しました。
音楽・小田先生とも相談の上,来年度の入学式から変更した校歌を歌うことにいたします。
次に,言葉によるいじめや差別について皆さんに,注意をしておきます。
皆さんは,何気なく,差別につながる言葉や他人を傷つける言葉を発していないでしょうか。人が聞いたら不愉快になる言葉はたくさんあります。そのような言葉を自ら認識し,口から発しないことです。
人権に関しては,学校だけでなく家庭でも,また皆さんがかかわる様々な場所で学習するものですが,人間の尊厳ということを考えれば,どのような言葉が不適切な言葉かということはある程度分かるはずです。
他人の心を傷つける言葉を発する行為は,「愛と光の使徒」を目指す皆さんにとって,最も似つかわしくない行為であると注意を喚起しておきます。
さらに加えて,インターネットを介したいじめやネットトラブルを防ぐための行動宣言が,松山市内小中学校の児童,生徒によって決定されたことを報告します。
(1)みんなのことを考えて行動しよう
(2)送る前にどんな言葉か考えよう
(3)何かあったらすぐ周りの大人に相談しよう です。
以前にも触れましたが,ネットトラブルを起こさないよう,また,巻き込まれないように注意してください。
最後に,58期高Ⅲ生に申し上げます。
激励文中略
何が何でも,大学入試という扉をこじ開けて,合格という栄冠を勝ち取ってほしいと述べて新年の挨拶といたします。