入学式の式辞について2回にわたって紹介したが,今年の式はこれまでのものと変わった点がある。
それは,校歌の歌詞の一部変更と,校歌を2番まで歌ったことである。
校歌の歌詞変更については,生徒たちに年頭の挨拶の中で報告した。
作詞者の日比野正信先生にお願いして,一番の「頬赤らめし男の子々達の」の部分を「学舎に立つ若人達の」に一部を変更し,平成28年の4月の入学式から歌うことを伝えた。
そして,これまで1番のみ歌っていた校歌を2番まで歌うことにした。
式典が進み,最後の校歌斉唱で,変更した個所をうまく歌えるかどうか心配したが,高Ⅰ生が音楽の小田先生の指導を受けていたことと,愛光ファミリーエコーの合唱団の歌声のおかげで新しい歌詞がしっかりと聞こえてきた。
また,2番まで歌うという試みにチャレンジしたが,これも何とか乗り切ることができた。
一気に3番まで歌うことも考えたが,今年度は1番と2番で終わることにした。
いずれ3番まで歌うことになるであろうが,いつから,1番だけを歌うことになったのかは定かでない。
この「ひとりごと」の原稿を書いている最中に,一つ,気づいたことがある。
それは,頬の振り仮名である。過去の生徒手帳を調べてみると,「ほほ」もあれば,「ほお」もある。
念のためと思って,日比野先生に電話をして確認した。
予想通り,原作は「ほほ」であった。
実際の発音は異なるかもしれないが,振り仮名はきちんとしたものにしたい。