過去のチュータのひとりごと

(2016/05/22)チュータのひとりごと 第491回(マイントピア別子)

 連休中に新居浜にある「マイントピア別子」を訪ねた。

 早く出発しないと交通渋滞に巻き込まれると思い,朝の8時に家を出た。

 高速道路に乗り,新居浜まで1時間足らずで到着する。

 愛媛の高速道の渋滞には,未だかつて一度も遭遇したことがない。この日も全く渋滞に会うことはなかった。

 現地に到着し,早速,50人ほどが乗れるトロッコ列車に乗って坑道へと向かった。

 坑内に入ると,別子銅山として栄えた当時の様子が人形や道具を使って説明されていた。

 説明文を読みながら,進んでいると1,000メートルの地下へ向かうエレベーターなるものがあった。

 「地下1,000メートルへエレベーターで!」と真面目に考えていたところ,そのエレベーターの真下に空間があることに気付いた。

 さらに,このコーナーが「お子様用コーナー」だと分かった。

 とにかく,乗ってみようということになり,階段を上ってエレベータードアを手動で閉めたところ,なんと,エレベーター本体ではなく,窓の外の景色が動いて地下1,000メートルの場所に案内(?)してくれた。反対側のドアを開いて外に出ると,遊具を使って下に降りることになっていた。

 地下に潜ったはずなのに,さらに下に降りて元の場所へ戻るという何とも不思議な体験をさせてもらった。

 その後,散策をしていたところ,牡丹と芍薬の花が目を楽しませてくれた。ところが,この二つの見分けがつかない。

 ここで,「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」という言葉を思い出した。

 そこで,もしかしたら,背丈の高い花が芍薬で低い花が牡丹ではないかと勝手に想像したが,葉をみれば,すぐに見分けがつくという話を知人から聞いた。

 葉がギザギザしていて,艶がないのが牡丹のようである。

次の機会によく調べてみたい。

 散策を終えて,「天空の湯」という天然温泉に向かった。

 温泉の露天風呂につかり,いつものように,手を合わせ,「もったいない」という言葉を添えて,久しぶりにゆったりとした時間を過ごした。

 子供の頃,五右衛門風呂で苦労して風呂に入ったことを思いだすと,不思議に「もったいない」という言葉が口をついて出てくるのである

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