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(2016/10/16)チュータのひとりごと 第504回(愛媛県私学振興大会挨拶(1) (平成28年10月8日 於:国際ホテル松山))

 10月8日(土)に,県内の私学関係者や多くの保護者のご参加のもと,第5回愛媛県私学振興大会が開催された。

 10月9日(日)の愛媛新聞と毎日新聞に記事が掲載され,愛媛CATVのニュースでも放映されたので,県内の皆様はご存知の方もいるかもしれない。

 愛媛県私立中学高等学校の会長挨拶の全文を2回に分けて掲載したい。

 

 皆様,こんにちは。

 第5回愛媛県私学振興大会開催にあたり,主催団体であります愛媛県私立中学・高等学校連合会を代表いたしまして,ご挨拶申し上げます。

 本日は,お忙しいところ,愛媛県知事・中村時広様の代理として愛媛県教育委員会教育長・井上正様,県議会議長・赤松泰(やす)伸(のぶ)様,また,自民党私学振興議員連盟会長,岡田志朗様を初めとし,私学振興議員連盟の県議会議員の先生方,そして私学文書課長上月(こうづき)昌(まさ)志(し)様にご臨席賜りました。日頃より,愛媛県私立学校教育の振興につきまして,ご理解,ご協力をいただいております。この場をおかりしまして心よりのお礼を申し上げます。

 愛媛県には私立中学・高等学校が21校あります。

 それぞれの私学は,各校独自の建学の精神を堅持しつつ,「親と子と先生」の三位一体の教育を実践し,日々学校づくりに励んでおります。

 わたしたち愛媛県の私立学校は,「私学は一つ」「教育は私学から」の理念と誇りを持ち,個々の学校の特徴を出しつつ,私学としての情報を共有するべく努力を重ねています。そして,社会や時代の要請に応え,学問の分野,スポーツの分野,さらには,文芸の分野で数多くの人材を輩出してまいりました。

 私立学校は,アインシュタインの名言,「We exist for our fellow-men.」(人間は他人のために存在する)という言葉通り,私学それぞれの建学の精神のもと,世のため人のために役立つ人材を輩出してまいりました。

 さらに,彼らに続く生徒たちを育成し,今後も愛媛県,さらには日本,そして世界に役立つグローバル人材を育成するために,それぞれの学校のビジョンを持ち,常にチェインジとチャレンジ,変革と挑戦を重ねてまいります。

 哲学者の森信三氏の言葉,

「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える、しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに。」

 私学はこの「出会いの哲理」も大切に考え,同窓生との連携を深め,社会に貢献することに努力を重ねています。そして本県及び日本の教育の発展のために努力し続け,子供たちがアクティヴ・ラーニングを体験できる場とし,さらに,保護者が子供たちを安心して託すことの出来る私立中学・高等学校であり続ける所存であります。

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