11月5日(土)に実施した学校説明会挨拶の冒頭の部分を紹介しましょう。

　皆さん，こんにちは。

　本日は皆様の貴重な時間をいただき，また小中学生の皆さんには，勉学の時間を割いて本校の説明会にお越しいただきありがとうございます。

　午前中の授業参観，校内見学，寮見学で，学校の雰囲気を直接感じ取っていただけたでしょうか。

　校長の中村と申します。ニックネームを「チュータ」と言います。

　平成25年1月に，教育改革を推進するため，「教育再生実行会議」を開催することが閣議決定され，現在まで様々な提言がありました。

　この会議の中で，センター試験に代わって，新テストを実施することが提言され，これまでのマーク式に加えて，記述式問題が出題されることが検討されています。

　また，「これからの時代に求められる資質・能力と，それを培う教育，教師の在り方について」の中で，アクティブ・ラーニングの視点に立った学びの推進，ＩＣＴ活用等が提言されました。

　アクティブ・ラーニングとは，「主体的な学び，対話的な学び，深い学び」であり，児童や生徒がアクティブ(能動的)に学びに取り組む姿勢のことを言うのであります。

　また，ＩＣＴ教育とはインフォメーション　＆　コミュニケーション　テクノロジー　つまり情報伝達技術の教育を言います。

　本校では，このアクティブ・ラーニングに積極的に取り組むため，ＩＣＴ機器のタブレットを用いた授業を来年度の中１生から導入する計画を持っています。

　このような教育の変化に対応し，改革を重ねてまいりますが，変わってはならないことがあります。

　それは，「建学の精神」です。

　つまり，何のために学校を設立し，どのような生徒を育てたいのかという根本理念であります。