過去のチュータのひとりごと

(2018/10/14)チュータのひとりごと 第570回(第7回 愛媛県私学振興大会(1)平成30年10月6日 於:国際ホテル松山)

 毎年,開催している愛媛県私学振興大会,今年で第7回目を迎え,10月6日(土)に県内21校の保護者や教職員380名が市内のホテルに集まった。会長挨拶を抜粋で紹介したい。
 

 皆様,こんにちは。
 まずはじめに,7月の西日本豪雨災害,ならびに9月の北海道地震で被災された方々にお見舞いを申し上げます。7月6日から8日まで3日間続いた西日本豪雨では,210名を超える人たちが,また,9月6日未明に発生した北海道地震では40名を超える方々がお亡くなりになられました。謹んで哀悼の意を表したいと思います。
 西日本豪雨は,南予やその他の愛媛の地域に甚大な被害をもたらし,愛媛の私立中学・高等学校の生徒や教員の中にも被災された方々がいます。
 豪雨や地震で被災された地域の1日も早い復興を皆さんと共に祈りたいと思います。
それでは,第7回愛媛県私学振興大会開催にあたり,主催団体であります愛媛県私立中学・高等学校連合会を代表いたしまして,ご挨拶申し上げます。
 本日は,お忙しいところ,愛媛県知事・中村時広様の代理として,愛媛県教育委員会教育長・三好伊佐夫様,また,愛媛県議会議長・鈴木俊広様,さらには,自民党私学振興議員連盟会長,岡田志朗様をはじめとし,私学振興議員連盟の県議会議員の先生方,そして私学文書課課長の井関有貴様にご臨席賜りました。日頃より,愛媛県私立学校教育の振興につきまして,ご理解,ご協力をいただいております。この場をおかりしまして心よりのお礼を申し上げます。
 愛媛県には私立中学・高等学校が21校あります。
 それぞれの私学は,各校独自の建学の精神を堅持しつつ,「親と子と先生」の三位一体の教育を実践し,日々特色ある学校づくりに励んでおります。
(一部省略)
 イギリスの哲学者,ハーバート・スペンサーが唱える知育・徳育・体育はもちろんのこと,芸術,つまり美の教育も重要だと考えているのです。
わたしたちは,「私学は一つ」「教育は私学から」の理念と誇りを持ち,私学としての情報を共有するべく努力を重ねています。そして,社会や時代の要請に応え,学問の分野,スポーツの分野,さらには,文芸の分野で数多くの人材を輩出してまいりました。
 また,愛媛の私中高連の大きな活動の一つとして,昨年度(平成29年度)の全国私学教育研究集会愛媛大会を中国・四国地区私立中学高等学校連合会の主催で,10月19日(木)と20日の両日,俳句の街,文学の街,出湯の街,松山で開催しました。
 研究集会のテーマは,「時代を先取りする私学~こころざしは高く,根は深く~」で,全国から500名を超える私学関係者にお越しいただき,盛会のうちに終えることができました。
 今後も愛媛県,さらには日本,そして世界に役立つグローバル人材を育成するために,それぞれの学校のビジョンを持ち,常にチェインジとチャレンジ,変革と挑戦を重ねてまいる覚悟です。
 そして本県及び日本の教育の発展のために努力し続け,子供たちがICTを用いた教育,さらにはアクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)を体験できる場とし,さらに,保護者が子供たちを安心して託すことの出来る私立中学・高等学校であり続ける所存であります。

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