過去のチュータのひとりごと

(2019/02/03)チュータのひとりごと 第580回(年頭挨拶(2))

また,全校生の皆さんが持つ様々な力をこの己亥(つちのと・い)の年に爆発的に伸ばすことを期待しています。
さて,上阪徹氏の著書,「成功者3000人の言葉」の中に次のようなものがありました。
―― もし,何もかもが思う通りになってしまたったとしたら,それは面白い人生と言えるのか。大した努力もせずに物事を達成してしまえたら,それは本当にうれしいことか。
むしろ,思い通りにならなくて,なかなか前に進めないからこそ,人生は面白い。そこから,どうやって自分なりに突き進もうかと考えることが,人生の醍醐味を生む。うまくいかないこともひっくるめて,人生を楽しんでしまおう,と。
もとより人生は,矛盾だらけ,なのです。頑張った人が報われるとは限らない。
しかし,嘆いていたところで,どうにかなるわけではない。ならば,矛盾も含めて受け入れてしまう。―― という内容でした。
わたしは以前,皆さんに,人生は思い通りになるのではなく,心通りになると述べたことがあります。
「思い通りになるのではなく,心通りになる」ということは,これまでに何度か触れてきた「原因と結果の法則」に基づいた言葉です。
原因を分析して人生を正していくのも一つの方法ですが,成功者の言葉のように,「うまくいかないこともひっくるめて,人生を楽しんでしまおう」と考え,人生を切り替えていくのも一つの方法だと言えます。
いずれの場合もchange & challengeであることに変わりありません。
今年,己亥(つちのと・い)の1年間が皆さんにとっても,また教職員にとっても,変革と挑戦の飛躍の年となることを願っています。
61期高Ⅲ生への激励 略

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