過去のチュータのひとりごと

(2020/02/16)チュータのひとりごと 第613回(中学マラソン大会挨拶 令和2年2月15日)

 2年前のマラソン大会で,マラソンの正式距離が,どうして42.195キロとなったかという話をしました。そして,昨年は,マラソンの起源となったマラトンの戦い,Battle of Marathonのことについて触れました。
 今年は記念すべき2020東京オリンピックの年です。
 そこで,今年は,オリンピックでの日本選手のメダルについて触れることにします。
 日本人最初のオリンピックメダリストは,1920年ベルギーのアントワープにおける第7回大会において,テニスの熊谷一弥(くまがいいちや)選手と,同じくテニスの柏尾誠一郎(かしおせいいちろう)選手の二人です。シングルで熊谷選手が銀メダル,ダブルスでも熊谷選手と柏尾選手が銀メダルを獲得しています。
 そして,1828年にオランダのアムステルダムで開催された第9回大会で,陸上男子3段跳びの織田幹雄(おだみきお)選手と競泳男子200メートル平泳ぎの鶴田義行(つるたよしゆき)選手が,日本人初となる金メダルを獲得しました。
 日本がこれまでの大会で金メダルを最も多く獲得したのは,1964年,第18回の東京大会と2004年ギリシャのアテネで開催された第28回大会で,16個の金メダルを獲得しています。
 また金,銀,銅あわせての最多メダル数は2016年リオデジャネイロ大会で41個,金12,銀8,銅21個です。
 以前にも話しましたが,わたしは最初に赴任した学校で,中学寮生を鍛えてやりたいという思いから,毎日放課後,寮生と一緒に校内をランニングしました。その結果,マラソン大会で,上位に入った生徒のほとんどが寮生でした。このとき,なるほど,マラソンなら,鍛錬でもって,ある程度までは成果をあげることができると実感しました。
 皆さんはこの日のために,体育の授業や,放課後にそれぞれが練習を積み重ねてきました。その成果を十分に発揮してくれることを期待しています。

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