過去のチュータのひとりごと

(2020/02/23)チュータのひとりごと 第614回(中高合同全体集会・生徒総会 令和2年2月18日)

 生徒たちの集会に,中学全体集会,高校全体集会,中高合同全体集会がある。
 この会では,部活動や授業の作品等で表彰された生徒たちに体育館の壇上に上がってもらって,表彰伝達をおこなう。
 最近,様々な活動で表彰を受ける生徒が増えており,喜ばしいことである。
 この日は表彰を受ける生徒が70名を超えていた。
 表彰伝達をする上で,わたしが最も気を付けているのは,名前の読みを正確にすることである。そのために,体育科の担当の先生に名前の横に振り仮名をふってもらっている。
 表彰伝達のある日は,およそ1時間をかけて担当の先生と打ち合わせをし,名前の確認と表彰の内容,さらには表彰を贈った団体や代表者の名前を確認する。
 今回の表彰は70名を超えるため,時間が長くなるのではないかと予想していたが,結局41分かかったと報告を受けた。
 集会に参加している生徒は表彰のたびに拍手を送っているが,少し長く感じたかもしれない。
 無事に表彰伝達が終わり,校長講話の時間があった。そこで,インフルエンザの注意と,一言,「芸術家であれ,科学者であれ経営者であれ,誰もが感嘆せずにはいられないような仕事を成した人は皆,自らの仕事に情熱の限りを尽くした人に他ならない」という「致知」に掲載されていた言葉を紹介して話を終えた。
 すると生徒から珍しく拍手が起こった。その理由は大変短い話であったからである。
 この後,中高の生徒会長から挨拶があって集会を終えた。

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