4月12日(日)から開始予定であった「チュータのひとりごと」を忘れてしまうほどのウイルスショックである。
学校を再開するにはどのような方法があるのか。
教職員,そして寮職員が知恵を絞って様々な観点から意見を述べ合い,現在可能な最良の方法を見つける努力を重ねている。
4月に入ってまず入学式をどうするかということを話し合った。
始めは式辞や祝辞を録画しておいて,入学生と保護者の端末に送ることを考えた。
その後,中1,高Ⅰの学年部長とも相談の上,体育館の式場を整えた上で,新入生と保護者に端末で参加していただく「オンライン入学式」をやってみようという案に落ち着いた。
毎年の入学式と同様に体育館の準備をし,中1,高Ⅰの担任10名と式典係が参加して式が始まった。
テレビ局2社の取材があり,後日,「オンライン入学式」として放映された。
テレビ放送では,自宅でこのオンライン入学式に参加している入学生とその保護者の映像が流れた。
5月の連休明けに寮と学校の再開が可能かどうか,予断を許さない状況であるが,国と愛媛県の動向を注視しながら本校の方針を決めたい。