過去のチュータのひとりごと

(2020/05/31)チュータのひとりごと 第620回(立柱式)

 新校舎の立柱式が5月26日(火)に実施され,約20名の学校関係者と建設関係者が参加した。

 耳慣れない言葉だが,立柱式とは,基礎工事の完了後,最初の柱を建てるときに行われる祭事だそうである。この式では,完成した高校棟の基礎部分の一角に最初の鉄柱を建て,工事の安全を祈願するとのことであった。

 工事現場であるため,ヘルメットを着用して現場に入ると,横になって置かれているかなり大きな鉄柱とクレーンが目に飛び込んできた。
 式の前に,まず,クレーンで鉄柱を起こし,工事関係者の手によって設置場所に固定された。
 想像していたよりもスケールの大きい式で学校関係者は一様に驚いていた。

 固定場所に少量の酒・米と塩をまき,工事関係者の代表と,学園を代表してホアン理事長が安全祈願をした。
 その後,工事関係者の代表から挨拶があって終了した。
 当日は曇り空で雨の予報であったが,式典の間は一滴の雨も降らなかった。
 式を終えて,帰り道で雨が降り出し,見事な天の采配であったと皆で話をしながら校舎に向かった。

 当日の夕方にはすでに数本の柱が立っており,そのスピードに驚いた。
 1か月ほどで高校棟の鉄柱が出来上がると聞いているが,楽しみにして待ちたい。

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