過去のチュータのひとりごと

(2020/06/21)チュータのひとりごと 第623回(入寮・帰寮)

 6月1日(月)の開校にあわせて,寮では前日の5月31日(日)を入寮・帰寮日とし,寮関係者が着々と準備を進めてきた。
 コロナウイルス感染予防のため,保護者の方々には寮の玄関までで,寮内に入るのは控えていただくようお願いした。
 中1生は保護者の助けを受けることができないため,荷物を一人で自室まで上げなければならない。寮職員だけでは対応が難しいのではないかということで,今回は教員も30人程,応援のため出勤した。
 午前8時頃に最初の中1寮生が到着し,ほとんどの中1寮生が午前中に入寮を終えた。室内の片づけを終えた中1生が3階,4階の窓から手を振っているのに応えて,玄関の前で手を振る保護者の姿が印象的であった。

 生徒たちが帰寮してから3日目の木曜日に,起床後の寮を訪問した。
 食堂ではすでに中2生が朝食をとっていた。
 寮食堂では全体のテーブルの並びを変え,さらにテーブルを仕切るプラスティック板を設置した。これは寮舎監が工夫して作製したと聞いている。
 テーブルに着くと,前の生徒の顔は全く見えない。プラスティック板が透明でないためである。指導されていたこともあると思うが,これまでのように大きな話し声はしなかった。
 中2生が終わると,点呼を終えたばかりの中1生が食堂にやってきた。
 学年で時差をつけた朝食にしているのである。

 今後も寮内,校内で三密(密閉・密集・密接)をできるだけ避けるような工夫を凝らしながら,教育活動を続けていきたい。

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