11月3日(火)の文化の日の「秋の叙勲」で,前校長の五百木誠也先生が「瑞宝小綬章」を受章された。
3日の午前中に,電話でお祝いを申し上げた。先生はお元気な様子で,受章の喜びと,学校への感謝の言葉を述べられた。翌日,教職員に祝意を添えて受章の報告をした。
五百木誠也先生の校長としての一番のご功績は,創立50周年の記念すべき年に,男女共学制を採用し,軌道に乗せたことである。現在では,愛媛県内の男女別学の私立学校は,1校のみとなった。
四国四県で,私立学校の数が一番多いのは愛媛県であり,その歴史を紐解くと,興味深い出来事がいろいろとある。
「坂の上の雲」で有名な軍人・教育者の秋山好古は,晩年,県立松山北高校の前身である私立北豫中学校の校長を務め,「理想の私学教育」について熱く語っている。この話はいずれ,「チュータのひとりごと」で詳しく紹介する予定である。
また同日,愛媛県庁で「令和二年度愛媛県教育文化賞授賞式」が行われ,3名の受賞者が表彰された。県私立中学高等学校連合会の立場で参加し,祝意をお伝えしたことを述べて,今回の「ひとりごと」を終えたい。