11月7日（土）に　本校を会場にして学校説明会を開催した。
　今年は，新型コロナウイルス感染防止のために説明会を2回に分け，各回の参加者を200名ずつに限定しての実施となった。
参加者に，廊下から授業を参観していただいた後,体育館で開会行事を行った。
　理事長と校長挨拶で15分間と制限時間が決められていて，わたしの挨拶は10分間であった。
　10分間で学校の基本方針を述べるのは難しいと思いながら原稿を作成したところ，出来上がった原稿は4枚になった。普通はA４用紙1枚を2分30秒で話すので，ちょうど10分だと思っていたのだが，実際に読み上げてみると10分にはおさまらないことが分かった。
　その理由は原稿にないことを付加して話すからである。結局，今回はA4で2枚にしたところ，ピタリ10分でおさまることが分かった。1枠，2枠とも，ほぼ10分で「建学の精神」の話を終えることができた。
　翌日は別の説明会で40分をいただいて，学校の紹介をした。40分あると，いろいろなことに触れることができるが，やや間延びをしていると感じたので，次回の説明会では30分で設定したいと思っている。
　YouTubeによる「入試説明会」の挨拶の持ち時間は約10分であったが，原稿なしで話すため，途中のミスが許されないので，録画にずいぶんと時間がかかった。何度も録画を繰り返し，ほとんどミスなく出来上がった時にはちょっとした感動を覚えた。
　今回のように原稿を机上に置いて，LIVEでお話できるのがいかにありがたいことかという思い，また，講話は話す側と聞く側の両方で成立するものだという思いを強くした。