第2グラウンドに建設中の新校舎の外形が,ほぼ出来上がった。
着工当初は聖トマス寮の最上階と聖ドミニコ寮の屋上から外形を見ることができたが,ほぼ形が整った現在では,この2か所からは全景を見ることができなくなった。
またとない機会であるので,理事長であるホアン神父様の発案で,工事現場の見学会を実施することになった。
1回の定員を約80名として,数回に分けて見学会をおこない,合計440名の生徒が参加した。そのうちの1回の様子が,先日愛媛新聞に掲載されたのだが,この時に,わたしも愛媛新聞の記者と一緒に参加させてもらった。
見学者全員がヘルメットをかぶり,特に教室棟を中心に1時間ほどかけて見て回った。床はまだコンクリートのままであるが,教室や廊下,また窓の形は出来上がっている。
生徒たちは,自分の学年が新校舎のどの教室で学習するのかということに大いに興味を抱いている様子であった。熱心に建設会社の方の説明に聞き入り,建築に興味のある生徒が直接にいろいろと質問をしていた。
松山市の総合公園に,この新校舎を一望できる場所がたった1か所ある。松山総合公園総合管理棟の建物の西側外の庭に立つと,聖ドミニコ寮を始め,新校舎の全景を一望できる。
建設の進捗状況は順調だと聞いているので,来年の7月に新しい校舎が完成するのが楽しみである。