第2グラウンドに建設中の新校舎の外形が,ほぼ出来上がり,見学会を実施したことを先週報告したが,今回は教室のモデルルームが完成したとの連絡を受けて,関係者で見学をすることになった。
室内に入ると,埋め込み式の木製ロッカーや掃除道具入れ,フローリング,木製の腰板パネルなど,木製の製品が多く使われており,教室の前後のホワイトボード,机や椅子などの真新しい学習道具も整備されていた。ちなみに現在の教室にある教壇はなくなっているため,教室に段差がなくなり,移動がスムーズにできる。
全体で見ると円形の校舎ではあるが,それぞれの教室は曲線をほとんど感じさせない構造になっている。
建設の進捗状況は来年の7月完成を目指して順調であると工事関係者から聞いた。
教室棟だけでなく,教員棟や本部棟も順調に工事が進んでいるとのことで,教員棟の2階にも案内していただいた。教員棟は教室棟と違ってドーム型になっている。2階に上がって,職員室と会議室の広さに驚いた。朝の教職員の連絡で,相当に大きな声を出さないと,端まで届かないのではないかと思うほど広い。
本部棟はまだ見学ができるほどには工事が進捗していないが,いずれ,目を見張るような棟が完成することは間違いない。
お詫びと訂正
先週の「チュータのひとりごと」で,
―― 松山市の総合公園に,この新校舎を一望できる場所がたった1か所ある。考古館の建物の西側外の庭に立つと,聖ドミニコ寮を始め,新校舎の全景を一望できる。――
と紹介したが,わたくしの認識不足で建物は「考古館」ではなく,「松山総合公園 総合管理棟」であることが分かったので,お詫びをして訂正したい。
考古館は総合公園から道路をはさんで西側にあることも付記しておきたい。