2月2日(火)に中2の弁論大会が実施された。
2月4日が少年の日で,少年式に代えてこの弁論大会が中2で行われるようになったと記憶している。
今年の弁論大会は,新型コロナ感染予防の観点から,クラスで選抜された5人の発表者が校内の一室に集まり,スピーチをズームで配信し,生徒は教室で視聴した。
最初に学年部長から中2弁論大会の開催の挨拶があり,続いてa組からe組の代表者5名が発表した。
教頭2名が審査を,わたしが講評を引き受けた。今回は発表者のスピーチのキーワードは何かということを注意して聞いた。
それぞれのスピーチのキーワードは次の通りであった。
a 恩送り
b コロナの最大の恩恵は時間
c つらい気持ちを共に背負う
d 人助けにつながる仕事
e どの仕事につき,何をなすべきか
さすがにクラスで選ばれてきただけあって,どのスピーチも内容のあるものであった。
弁論大会では発表の内容が重要視される。そして,次に弁論の技術が試される。実際の会場ではなく,ズーム配信の弁論大会で,この技術を求めるのは難しい。
スピーチを終えて5分後に教頭から最優秀賞と優秀賞の発表があった。
その後,話をするときの態度や表情,聴衆に視線を向ける方法等に触れ,今後に生かしてもらいたいと述べて,私の講評を終えた。
生徒の素晴らしい弁論と,中2生全員の原稿に目を通し,準備を重ねてくれた国語科の教員や学級担任の努力に敬意を表したい。