過去のチュータのひとりごと

(2021/06/20)チュータのひとりごと 第662回(寮ラジオ体操)

 寮の自治会メンバーの一人から、日曜日の朝「ラジオ体操」をしているので、参加してほしいという要望を受けた。
 ラグビー部の部員が中心になってこの企画が実現したとのことである。
 要望の理由を聞くと、ラジオ体操第2の正しい動きが分からないので指導してほしいということであった。
 わたしが小学生の頃は、夏休みになると学校に集まり、上級生の指導のもと、毎朝ラジオ体操に参加していた。体操が終わると上級生が出席カードに印鑑を押してくれるのがとても楽しみだった。
 小学校6年間のおかげで、第1、第2とも動きは身についている。
 また、ここ半年近く、自宅で午前6時30分から始まるラジオ体操を日課としている。休日もかかさずやっていることもあって、動きには自信がある。
 自宅では自己流に振りをつけて楽しんでいるので、生徒のお手本となるよう、数日間正しい動きを練習して寮のラジオ体操に臨んだ。
 日曜日の朝、ドミニコ寮に出かけたところ、朝食後、高Ⅱを中心に30名程の寮生が玄関前の広場に集まり、ラジオ体操が始まった。
 第2になって、第1とは動きが異なる部分があり、その場で声に出して指摘した。生徒は正しい動きをマスターできただろうか。
 寮でこのような生徒の自発的な活動が生まれるということは素晴らしいことである。
 体操のあと、高Ⅱ寮生の面談をこの日から開始することを生徒に伝え、学習時間の開始と共に面談を始めた。
 ラジオ体操と同じように、面談も頑張りたい。

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