本校を会場として、11月6日（土）にやっと対面式の学校説明会を開催することができた。
　新校舎竣工後、初の学校説明会である。
　新型コロナ感染防止対策として、体育館の座席に余裕をもたせた上で、間隔を取った。
　体育館で理事長、校長の話と本校入試の説明を計40分間おこない、その後、新校舎に移って校舎見学と授業見学をしていただいた。
　わたしの役目は約10分間で、教育方針を述べることであった。
　教育方針を述べる際に、10分間バージョン、20分間バージョン、さらに40分の3種類のバージョンを用意している。
　10分間バージョンの場合、肝心な部分のみを述べるため、やや余裕がなくなってしまう。20分バージョンは校外の塾や会場での学校説明会用である。そして、40分バージョンは地区別懇談会用である。
　もちろん、建学の精神の部分は「われらの信条」を中心に話を構成しているので大きく変わることはない。その他の部分は、その時、その時の重要な教育内容等を話すが、現在はSociety 5.0とGIGA　スクール構想、ICT機器を用いたアクティブ・ラーニングに関連した話を展開している。
　今後、塾や会場に出かけていって説明会をする機会が増えると予想しているが、対面でお互いの表情を見ながら話をすることに、「感動、よろこび、イキイキワクワク」の気持ちが湧いてくるのは不思議である。
　やはり、話は話し手と聞き手によって構成されるものだということではないだろうか。