過去のチュータのひとりごと

(2022/05/29)チュータのひとりごと 第695回(第70回体育大会挨拶(令和4年5月15日))

 今年の体育大会はコロナ感染予防対策として、中学と高校を分けて実施した。
 高校の挨拶を紹介したい。

 皆さん,こんにちは。

 中略
 
 「行事教育は感動の教育である」、また、「教育とは卒業後の思い出なり」と何度も皆さんに述べていますが、皆さんのまさしく待ちに待った思い出づくりの体育大会だと思います。
 創立70周年、第70回体育大会のテーマは 「Surmount」です。
 「Surmount」 は「困難に打ち勝つ」という意味です。sur-はsuperと同じ意味で、上を表す接頭辞です。またmountはMt.Fuji という言葉で分かるように高いところを指します。つまり、目の前にある困難を乗り越えるという意味になることは容易に想像がつくことと思います。
 高Ⅱ生の皆さんが考えたこの「Surmount」、全生徒と全教職員、さらには保護者の皆様が共に協力してコロナの危機を乗り越えてきたことに触れたテーマであろうと思います。
 今年はコロナウイルス感染防止対策のため、中学と高校を分けて体育大会を実施することにしました。また、保護者の皆様には、高Ⅲ生の保護者の皆様にのみ、しかも、アトラクションのみという変則的な参加になったことを大変申し訳なく思っています。
 その中で、高校生の皆さんの体育大会にかける情熱は、まさしく「Surmount」なものであることを感じています。
 特に高Ⅲ生のアトラクションにかける情熱には目を見張るものがあることを感じています。皆さんの精一杯の演技を披露してくださることをお願いして挨拶とさせていただきます。
 高Ⅲ生の保護者の皆様、今日はアトラクションのみという短い時間ではありますが、生徒たちの演技に存分の拍手をお送りいただきたいと述べて開会の挨拶とします。

 今年の高Ⅲアトラクションはこれまでになく盛り上がった。
 それは、高Ⅲ生の気迫あふれるダンスに圧倒されたためであることは言うまでもないが、パフォーマンスをおこなう高Ⅲ生のリズムと、観客の後輩生徒の手拍子が一体になったことが大きくかかわったように思う。
 創立70周年、第70回体育大会、グラウンド全体が大きな感動の渦に巻き込まれたことを報告して、今回の「ひとりごと」を閉じたい。

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