第７０６回の「チュータのひとりごと」で、3年ぶりに仙台で開催した対面の入試説明会について書いた。
　これに続いて、10月8日（土）に大阪で、そして翌9日（日）に名古屋の会場で説明会を実施した。
　両会場とも「父母の会」の支部長や副支部長を始め、委員の皆様が集まってくださり、説明会の司会進行やその他のお手伝いをしてくださった。ありがたいことで、この紙面を借りてお礼を申し述べたい。
　説明会では最初の30分間を学校の建学の精神や教育方針についてわたしが話し、続いて総務部長からパワーポイントの映像を用いて学校・寮の様子や入試について説明をする。
　プログラムの中に、本校の保護者の方が、どのような気持ちで子どもを入学させ、寮に預けたかという話をしてくださるコーナーがある。
　会のアンケートを取ると、この保護者の話が良かったという参加者が多い。
　寮にはいろいろな制約があるが、間違いなく言えることは、「同じ釜の飯を食う」ことによる人間的成長は計り知れないものがあるということである。一生付き合える友人を得ることができるのもその一つで、3年間、あるいは6年間の寮生活によって結ばれる「強い絆」は終生変わることがない。
　両地区で説明会のサポートをしていただいたご父母の皆様に改めてお礼を申し上げたい。
　また、他の地区でも入試説明会を開催しており、その際に、お手伝いをしていただいた父母の会役員の皆様に感謝の意をお伝えして、今回のひとりごとを閉じたい。