過去のチュータのひとりごと

(2022/11/13)チュータのひとりごと 第711回(学校説明会でのスピーチ)

 10月に各地での入試説明会を実施し、締めくくりとして、本校での学校説明会を11月5日(土)の午前、2回に分けて実施した。
 会場は新体育館で、説明会参加者の皆様には、移動観覧席に座っていただき、発表をするわたしたちは、体育館のフロアに机や演台を用意して説明をおこなった。
 体育館での説明会の次第は次のとおりである。
  
 開会
 教員紹介
 理事長挨拶
 学校長挨拶(教育方針)
 入学試験要項説明
 校内見学についての説明とお願い
 授業見学

 わたしの役目は教育方針を述べることである。与えられた時間は10分間であった。
 1回目の説明会は、受付に思ったよりも時間がかかり、5分ほど遅れてスタートした。
 そのこともあって、自分のスピーチの時間を短めにする必要があると判断して、演台についた。
 新体育館を使用しての対面での説明会は初めてのことで、移動観覧席を見上げる形で話を始めた。
 フレッシュな気持ちで、いつものように、「われらの信条」を暗唱し、「世界的教養人」、「愛と光の使徒」について説明をおこない、本校の進学実績に触れ、現在、本校が何に力を入れているかを説明した。
 特に、現在の児童生徒は「Society5.0」の時代を生きることになることを「GIGAスクール構想」の話を交えてお話した。時間が気になったので、最後は少しスピードを上げたが、自分としては順調に話が進んだと思っている。
 30分ほど時間をおいて、2回目の説明会が始まり、自分の番が回ってきて、演台についた。
 話を始めた瞬間に、自分の声のトーンが下がっていることに気づき、「われらの信条」の暗唱を始めた時にトーンを上げて声を大きくした。
 声に力を入れて演台に触れた瞬間、演台が動いた。キャスターがついているからであろうか、軽い力で動くので驚いた。
 1回目の10分間のスピーチの後、緊張感が解けていたのであろう。「愛と光の使徒」の説明のところで、3人の偉人の言葉を紹介するときに、話がうまくつながらなくなった。
 演台に原稿を置いているので、下に目を落とせばいいのだが、慌てるとこれがうまくいかないのである。「愛と光の使徒」という言葉を繰り返しているうちに、何とか話をつなぐことができた。
 これまでにも、このような経験は何度かしており、だいたいは話を横道にそらした時に元へ戻そうとして、何を話していたかが分からなくなるケースである。
 自分の癖が分かっているのに、ついつい話を盛り上げようとして、このような結果に至ってしまう。
 自分が話すつもりでないことを、頭に浮かんだ瞬間に言いたくなることがよくあるので、今後はこのことに気をつけて自分のスピーチを構成したいと考えている。

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