11月19日付けの愛媛新聞の番組のページを見て驚いた。
番組の紹介欄に黄色の背景に黒、赤、青の文字で、「THE名門校 日本全国すごい学校名鑑 愛光学園はなぜ名門校なのか？」と記されていた。
BSテレ東で午前10時半からの放送の案内が掲載されていたのである。
10月中旬にBSテレ東の取材を受けた。
担当ディレクターが数日間かけて学校と寮の密着取材をおこなった。
番組をご覧になった方は、相当の時間をかけて撮影がおこなわれたことにすぐ気づかれたことと思う。
わたしの言葉、「受験は団体競技である」が、番組冒頭と途中の二度にわたって紹介された。
この言葉は、校長就任直後から使っていたものであり、生徒や教職員、また、保護者や同窓生の間でもしばしば用いてきた。
目指す大学は異なっていても、互いに切磋琢磨して合格へと向かう。そこでは、一人では成し得ない力が発揮されることがある。
最近、学習の場所が家庭であれば台所やリビングであったり、寮であれば食堂であったりする。家族や仲間がいる方が学習に集中できると生徒たちは言う。これも、「受験は団体競技である」につながる学習の方法である。
そのようなことを考えながら、30分の番組を見せてもらった。