過去のチュータのひとりごと

(2023/02/12)チュータのひとりごと 第721回(中学マラソン大会)

 今年度の中学マラソン大会を2月9日(木)に実施した。
 今年は中1~中3の開会式を一斉放送でおこない、各学年の表彰式と閉会式を学年別に実施した。
 これまでの開会式では、マラソンの歴史、オリンピック大会のマラソン、マラソンの正式距離、そして、オリンピックマラソンの女子参加、さらに、オリンピックでの日本選手のメダル等について触れてきた。
 マラソンについての様々な話をしてきたが、これまで以上の内容を見つけることができなかったので、今年は再度、マラソンの正式距離が,どうして42.195キロとなったかという話をした。
 そう言えば、今日、2月12日(日)は愛媛マラソンの日である。

 わたしは、新採の4年間、中学塾生(寮生)と一緒になって、放課後、毎日走った。
 以前にも触れたが、短距離は苦手で、いつもビリであった。小中学生の頃、運動会がやってくるたびに、憂鬱になったことが記憶にある。ところが、不思議なことに、マラソンは練習である程度速くなるので、毎日走ることが楽しかった。
 北は北海道から南は沖縄出身の約80名の中学生と、小田急線が敷地の真ん中を走る学園の起伏に富んだ校内道路を走ったものである。
 帰宅する自宅生が下校している場に出くわすと、自然に、生徒の走るスピードが速くなる。同級生の前ではいい格好がしたかったのかもしれない。
 学園のマラソン大会で上位に入った生徒は、寮生が多かった。
 生徒たちは、「継続とは力なり」「続いてこそ道」という言葉の意味を、自分の身体でもって実感することができたはずである。
 
 この頃のことを思い出して、本校でもマラソンをやってみようとチャレンジしたが、膝に痛みを覚えて挑戦できなかった。
 仕方がないので、今は時間があれば、夕方から夜にかけて、自宅の近くを2キロから3キロ歩くことにしている。
 子どもの頃からの習慣で、一つのことを続けることがあまり苦にならないので、毎朝、6時半からラジオ体操もしている。もちろん、日曜日も時間通りに起床して、現在も続いている。
 10年ほど続いたら「道」と呼べるものになるかもしれない。

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