過去のチュータのひとりごと

(2023/02/19)チュータのひとりごと 第722回(合格者連絡会)

 本校の合格者連絡会を2月12日(日)に体育館で実施した。
 新しい体育館を使用して対面式でおこなう初めての合格者連絡会である。昨年度と一昨年度はコロナ感染防止のため、対面では実施できなかった。
 毎年のことであるが、理事長挨拶と校長挨拶合わせて5分という短い時間が割り当てられている。
 校長の話として、カトリック聖ドミニコ修道会の教育方針、建学の精神、本校の使命等に触れ、「教育とは卒業後の思い出なり」という言葉を紹介した後、「在籍する小学校、中学校で、しっかりと思い出作りをして、本校に入学してほしい」と述べ、挨拶を終えた。
 
 旧体育館で実施した時には、教職員はステージ上で話をした。
 今回は合格者と保護者用に移動観覧席(一部フロア席)を使用し、われわれの席はフロアに設置されていた。つまり、教職員は移動観覧席を見上げる形で話をしたのである。
 新体育館のスピーチのほうが会場と一体感があるように思えた。
 スピーチの時は左右に顔を向けることにしているが、今回のスピーチは左右の他に、上下にも顔を移動しなければならないことに気づいた。顔を上げると出席者の姿が迫ってくる感があり、より一体感が出たのだと思う。
 スピーチが対面であると思わず力が入る。それは、出席している方々の表情が見えるからである。
 うなずいて聞いてくださる方もあれば、笑顔で聞いてくださる方もある。真剣な気持ちが伝わってくる表情も見える。それぞれの表情が見えることで、さらにスピーチへの気持ちが高まる。

 今回のスピーチは、距離も十分にあったので、マスクを外しておこなった。
 今後、卒業式や入学式、始業式、終業式等を以前のように、体育館で対面で実施することになることが予想されるので、ステージ上でのスピーチの際には、マスクを外して演台に向かおうと考えている。

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