過去のチュータのひとりごと

(2023/07/09)チュータのひとりごと 第734回(67期高Ⅱ修学旅行(2))

3日目

 待ちに待った自然体験の日である。天気にも恵まれた。
 全員が体験するラフティング以外に、フィッシング、マウンテンバイクツアー、ホーストレッキング、ネイチャーウォークが用意されている。
 午前と午後に分かれ、ラフティング以外はそれぞれの選択で参加できた。
 夕食の最中に地震があった。震度は3で大きな揺れではなかったが、生徒は全員がテーブルの下に入り、身を守る姿勢をとった。誰一人、立っている者はいなかった。緊急時の対応ができていることに感心し、安心した。
 夕方、ホテル・ベルヒルズの庭で、記念植樹をおこなった。
 ホテル・ベルヒルズへの宿泊が始まったのは2002年46期生からで、2005年49期生の時に、当時の社長のご好意で植樹が始まり、18年間続いている。
 これまで、本校が宿泊できなかった年を除いて、訪問の記念に毎年植樹を続けてくださっている。7年前、60期生がホテルに宿泊する1週間前に社長がお亡くなりになられたが、その後も新しい社長が植樹を続けてくださっている。
 植樹はヤマザクラで、花言葉は「あなたに微笑む」である。

4日目

 ホテルを出て自主研修の札幌に向かった。
 途中、砂川ハイウェイオアシスでお土産を購入する時間を設けたが、混雑していたこともあって、思わぬ時間がかかってしまった。
 生徒たちは札幌に到着し、自主研修のグループで市内の興味ある場所を訪問した。

5日目

 ホテルを出発して小樽に向かった。
 小樽では海産物、ガラス製品、オルゴールが有名で生徒たちはショッピングや食事を楽しんでいた。「液だれしない醤油さし」に出会ったのは、この小樽であった。小樽には歴史に残る場所もかなりあるので、歴史探訪をする生徒もいたようである。
 小樽から先発クラスと後発クラスに分かれて千歳に向かい、羽田を経由して帰松した。
 「教育とは卒業後の思い出なり」、「行事教育は感動の教育である」と述べることがよくあるが、生徒たちは、この修学旅行を通して素晴らしい思い出をつくり、感動を味わったに違いない。

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