8月20日(日)に令和5年度のオープンスクールを開催した。
　午前、午後の2回に分けて実施し、合計で約1,700名の訪問があった。
　本校教員による算数と国語の模擬授業を始め、生徒スタッフによる学校説明会などがあり、中学棟の教室や廊下にたくさんの参観者が集まっていた。
　今年から「小学校英語」もやってみないかと提案されたので、チャレンジすることにした。午前中2回、午後2回の計4回の授業を担当した。持ち時間は各25分であった。
　最近では小学校でも英語の授業が行われており、どの程度の内容をやっているのか興味があったこともあり、パワーポイントを使って英作文をやってみた。
　簡単な日本語の英訳の答えを児童に言ってもらって、その答えをパワーポイントを使ってホワイトボードに映し、キーボードのリズムに合わせてリピートする形式で授業をおこなった。使用するキーボードは3歳児用のものであるが、リズムに合わせて英文をリピートするのにピッタリで、短時間に繰り返し英文の練習ができるのである。
　授業をしてみて、発音がとても上手な児童が多いことに驚いた。さすがに小学校でやっているだけのことはあるなと思いながら、テンポよく授業を進めることができた。
　1時限目の授業は個人の発音練習のし過ぎで時間が不足し、最後の問題まで行きつかなかったが、２～４時限目の授業は何とか予定通り終えることができた。来年の小学校英語ではさらに工夫を加えて実施したい。
　毎年、生徒がボランティアで、来訪者の案内や説明等をおこなっている。アンケートで生徒スタッフの応対に対して、児童、生徒、保護者の皆様から、爽やかで気持ちが良いという評価を受けたことを記しておきたい。
　「教育とは卒業後の思い出なり」、一人でも多くの児童、生徒、そして保護者の皆様と、この愛光の丘で共に思い出作りができることを願って今回の「ひとりごと」を終えたい。