過去のチュータのひとりごと

(2023/09/24)チュータのひとりごと 第738回(文化祭)

 令和5年度、第60回文化祭を9月10日(日)に実施した。
 オープニングの挨拶を紹介したい。

 今年度第60回文祭のテーマは「Unity 結束」です。
 「uni」という接頭辞はラテン語「unus」が語源で、「one」を意味します。
 「unique, uniform, unicorn」など、皆さんがよく知っている英単語でも分かることと思います。
 このテーマを本校理事長のホアン神父様とお話している時に、神父様から次のラテン語を教えていただきました。「Unus pro omnibus, omnes pro uno」です。英語では、「one for all – all for one」で、皆さんもよく耳にする言葉です。日本語では、「一人は皆のために、皆は一人のために」となります。 
 文化祭実行委員長を中心に、一致団結して文化祭に臨んでくださることを願って挨拶とします。

 オープニングを終えて、自室に戻った時に、ブリッジを見て驚いた、本部棟の入口からブリッジ、さらにはカフェテリアのインターロッキングまで、「訪問者で埋まっている」という表現がピッタリの人の集まりであった。
 1日中、ご家族の皆様を始め、多くの皆様にお越しいただき、生徒たちも大いに盛り上がっていた。
 最終の「フィナーレ」は、生徒と教職員のみの参加であったが、約50分間、舞台と会場が一体になって文化祭の締めのプログラムが展開された。
 最後に、全員で文化祭実行委員長に「ありがとう」という謝意を表したところ、実行委員長が舞台で号泣した。それを見て司会の生徒も号泣した。
 会場からも大きな拍手と歓声が起こり、文化祭のフィナーレを感動のうちに終えることができた。まさに参加者全員が青春の1ページを飾る光景であった。

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