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(2023/11/19)チュータのひとりごと 第746回(全国私学教育研究集会)

 11月9日(木)と10日(金)の両日、香川県高松市で「全国私学教育研究集会 香川大会」が開催された。
 研究目標を「持続可能な社会を実現する私学教育の創造」とし、全体会を始め、5つの部会(私学経営部会・教育課程部会・法人管理事務運営部会・生徒指導部会・特色教育部会)に分かれて研修を実施した。
 中国・四国地区私立中学高等学校連合会会長として実行委員長を担当したので、全体集会の開会式の挨拶文を紹介したい。

 開会挨拶

 皆様、こんにちは。
 一般財団法人日本私学教育研究所主催の「令和5年度全国私立中学高等学校全国私学教育研究集会香川大会」の開催にあたり、開催地を代表いたしまして、ご挨拶を申し上げます。
 「讃岐うどんの町、香川へようこそ」
 四国の玄関口として知られている高松、私が学生の頃は、上京するのに、高松と宇野を結ぶ宇高連絡船が重要な交通手段であったことが思い出であります。
 現在では、四国と本州を結ぶ橋が3ルート、瀬戸大橋、しまなみ海道、大鳴門橋(きょう)と明石海峡大橋があり、車で本州にわたることができるようになりました。
 これらの橋をかけるのに苦労した人たちのチャレンジ精神をわれわれは忘れてはなりません。
 さて、今回の香川大会の研究目標、「持続可能な社会を実現する私学教育の創造」においては、瀬戸内海にかかる3ルートの橋の建設と同様、一見不可能に思えることへのチャレンジ、つまりchange & challenge(変革と挑戦)の精神が重要だと言えます。
 われわれ教員は、私学教育という重要な仕事に携わっているという誇りと責任を感じ、いつも、「感動、喜び、イキイキワクワク」で変革と挑戦を続けていこうではありませんか。
 現在、新型コロナウイルス感染症インフルエンザ感染の不安が治まらない状況が続いていますので、マスク、手指消毒、健康観察等に十分な配慮をお願いし、この研究集会が実り多い機会になりますことをご祈念申し上げて歓迎の挨拶といたします。

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