過去のチュータのひとりごと

(2024/05/12)チュータのひとりごと 第760回(コロンビアのラコルデール校来訪(2))

 コロンビアの西部の都市、カリ市にある本校の姉妹校「Colegio Bilingüe Lacordaire」から校長先生と3名の生徒が本校を訪問し、およそ1週間滞在した。
 滞在期間中に本校の授業、部活動、さらには遠足にも参加し、本校の生徒との交流を深めた。
 母国語はスペイン語であるが、学校名からも分かる通り、英語とのバイリンガル校であるので、校内での会話は英語でおこなった。
 全校生が集まり、グラウンドで実施した歓迎式では、校長先生の挨拶がスペイン語であった。
 このスペイン語をネイティブの教員が英語に翻訳し、その後、本校の英語科の教員が日本語に通訳する形をとった。生徒に英語に触れる機会をより多く提供するためであった。この方式を生徒は良いアイディアだと受け止めてくれたようである。
 歓迎の挨拶に入る前に、わたしはラコルデール校の歴史や現状等を日本語で生徒に紹介した。そして、歓迎の挨拶は英語でおこなった。生徒代表による歓迎挨拶も英語であった。
 滞在期間の1週間のうちに、彼らと話す機会も数多くあり、久しぶりに英語脳に切り替わったように思う。
 昼食に中華料理店に案内し、ラーメンとチャーハンの両方を注文したが、両方とも量が多く、びっくりした。彼らも、その量にびっくりしたらしく、結局、全てを食べきることはできなかった。座席は畳の席であったが、特に問題はなかったようである。また、箸の使い方も上手であった。ただラーメンの麺は箸ではつかみにくいようで、フォークを用意してもらった生徒もいた。
 食事の時間を共に過ごすことで、親近感が深まるのは誰しも経験があることと思う。
 松山訪問の最終日は広島訪問となった。
 コロンビアに戻って、日本、特に松山をどのように紹介してくれるか、楽しみである。今後も姉妹校としての交流が続いていくことを願っている。

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