第2学期始業式の講話の一部を掲載します。
皆さんおはようございます。
2学期の始業式は放送でおこないます。
中略
次に、スマホを含むICT端末の使用について、皆さんに再度お願いがあります。
学習の妨げとなるような使い方、またネットのルールを守らない使い方をしている生徒がいます。そのようなネットリテラシーが身についていない生徒がいることを大変残念に思っています。
特に、オンライン上に個人情報を掲載することは絶対にやってはいけません。オンライン上に載せた情報は消えないということを頭に叩き込んでくださることを、強く、強く要望しておきます。
タブレットやクロームブックは自らを磨く道具としてこそ役立つのであって、自らを貶める道具ではないのであります。また、病的なインターネット依存にならないよう、お願いをしておきます。
さて、7月17日に発行されたビブリオのタイトルに「時(じ)不再来(ふさいらい)」という言葉が紹介されていました。
高Ⅱ生のビブリオ編集長の言葉で、「天が与える絶好のチャンスをわれわれは生かしきれているだろうか。好機が来たことも知らずに、あるいは来ようとしているのも知らずに怠っていないだろうか。そんなことを考えさせられる言葉である。」と説明されています。
現在の皆さんにとって、天の時、つまり天の与える絶好のチャンスとはどのような意味があるのか考えてみましょう。
天の与える絶好のチャンス、それは、今、愛光学園に在籍して、勉学やスポーツ、また文化祭等の行事に打ち込めているという一瞬、一瞬だとわたしは思うのです。人生100年時代において、本校で過ごす6年間、あるいは3年間がまさに「時不再来」ではありませんか。
このチャンスを逃さないために、皆さんが為すべきことは、高Ⅲ生の激励会や高1E生の朝のホームルームで述べた「まずやる、すぐやる」であります。
この言葉を合言葉にして、毎日の生活を送っていただきたいとお願いしておきます。
最後に、67期高Ⅲ生の皆さん、夏休みを終えて、いよいよ、受験に向けてまっしぐらに進むことになります。
今年の高校Ⅲ年生は、「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」に代わって5年目を迎えます。情報の科目が導入される初めての学年です。
対策については学年部、進路部の先生方がタイアップして十分に行っていますので、自信をもって受験に臨んでください。
いつも申し上げることですが、学年部長の東先生を中心に、生徒と生徒のティームワーク、生徒と先生のティームワーク、さらには先生方のティームワークを組んでいただき、「受験は団体競技」、心を合わせ、「合格」という二文字に向かって突き進んでくださることを願って、2学期始業式の挨拶といたします。
この後行われる第2回実力考査、第2回校内模試、持てる力を存分に発揮してください。