中高合同全体集会を2月18日(火)にズームで開催した。
表彰を受ける生徒のみ大会議室に集合し、各教室へはズームで表彰伝達を配信した。その後、生徒に向けて講話をしたので紹介したい。
皆さん、何度も述べていることですが、タブレットやクロームブックを適切に使用しているでしょうか。
皆さんに勉学を頑張ってもらいたいと、新しいチャレンジを行っていますが、うまく活用するのは皆さん、一人ひとりです。
学習以外のことにはまってしまって、ネット依存やゲーム依存になり、肝心の勉学がおろそかになっていることはありませんか。ネットリテラシーを身に付けて、学力アップにつながる使用でなければいけません。
皆さんはSociety 5.0の世界に生きる人たちです。つまり、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を融合させたシステムによって社会的な課題解決と経済発展を両立させるための新しい社会に生きる人たちなのです。ICT機器はその道具なのです。
さて、「万事修養」という観点から、月刊誌「致知」で紹介されていた松下幸之助氏の言葉を紹介しましょう。
—— 「すべてを善意に考える。すべてを修養と考える。そこに必ず道はひらけてくる」という言葉です。
人生には嫌なこと、辛いこと、「なぜこのようなことが」と受け入れられない出来事が起こることがあります。その時に自暴自棄になったり、そこから逃げたり、恨んだりしてはならないのです。それは自分の人生に必要なことだと善意にとらえ、自分を磨くための修養と受け止める。すると必ず道はひらけてくるということを教えてくれている言葉だと思います。——
今の皆さんにとって辛いことと言えば、いくら勉強しても成績が伸びないことではないでしょうか。英語や数学の授業についていけていないと感じている生徒もいるでしょう。
それでは何をすればよいのか。これも人生の修養であると考え、心を入れ替えて学習に3か月専念してください。今までの自分とは違うと自らが認識できる姿勢で3か月頑張るのです。必ず成果が現れます。成果が現れなければわたくしの部屋に来てください。
人生どこかで頑張らなければいけません。それをいつにするか、それは皆さんの考えで決まることですが、今がその時だと思って頑張っていただきたいと述べて全体集会の話とします。