4月8日(火)に新入生として、高Ⅰに70期生、中1に73期生を迎え、入学式を挙行した。
この入学式に先立ち、4月1日(火)にVilla Santa Rosa(女子寮)の竣工式をおこなった。
Villa Santa Rosa は三つのハウスから成っていて、「Mi casa」「Waga ya」「My house」と呼んでいる。さらに、全員が使用できる「CENTRE HOUSE」があり、食事や学習はこのハウスを使用している。
竣工式には、この日に入寮する高Ⅰ女子生徒と保護者、学校関係者、建築関係者が参列した。神父様の祝福の後、女子生徒もテープカットに参加し、無事に式典が終了した。その後、三つの「家」とセンターハウスの見学をした。
三つのハウスはそれぞれ異なった外観を持っている。設計のコンセプトは、「生徒たちが帰寮したときに、『わが家』に帰ってきたと感じられること」である。女子寮生たちが、「第2のわが家」として、愛着をもって過ごしてくれることを願っている。
4月7日(月)には中1の寮生が男女とも入寮し、午後1時から中・高合同の入寮式をおこなった。
式辞では寮生活の最大の魅力は「同じ釜の飯を食う」ことだと述べた。さらに、家庭よりも不自由な生活をおくることの意義に触れ、先輩寮生が述べた寮生活の素晴らしかった点、良くなかった点について触れた。
当時の食事は美味しくなかったことを述べると会場から笑いが起こった。もちろん、現在の食事はほとんどの寮生がおいしい、あるいは問題ないと答えていることも報告し、安心してもらった。
次に「ものはみな低いところに集まる」という話をし、人も謙虚な人の周りに集まってくるのではないかと述べて、友人を作る時の工夫について述べた。
さらに、今、恵まれた環境の中にいることへの感謝の気持ちを忘れないように、また困った時には遠慮なく相談をすることが大切であると述べて入寮式の挨拶を終えた。