過去のチュータのひとりごと

(2025/05/11)チュータのひとりごと 第795回(中1寮生面談)

 今年の中1寮生の寮長面談は、男女同時にスタートした。スクールトマスの学習との関係で、休日の午前中に限定されるので、これまでのように連休前に全員の面談を終了させることはできなくなった。したがって、中間報告ということになる。
 面談の質問内容は例年とそれほど変わってはいない。
〇自分の長所・短所
 生徒に「自分の長所は?」と尋ねると、しばらく考え込む者が多い。それに引き換え、「自分で変えたいと思っているところは?」と尋ねるとすぐに返事がある。もしかすると、長所についてはあまり触れられたことがないのかもしれないと思い、面談の雰囲気から受ける印象で「こんなところが長所では?」と尋ねると「あっ、それが自分の長所です」と答えが返ってくるケースが多い。
〇志望大学と将来の夢
 医学部の志望者が多い。大学名をはっきりと述べる生徒もいる。もちろん、「これから決めます」という生徒もいるので、文系と理系の説明をするケースもある。
〇部活動入部予定
 どの部活に入部するか迷っている生徒もいるが、ほとんどの生徒がいくつかの候補を決めている。
〇嫌がらせやいじめへの対応
 嫌がらせやいじめと感じた場合は直ちに舎監、ドミスタッフ、寮母、保護者、担任の誰かに相談をすることを一人ひとりに伝えている。
〇寮生活について  
 ほとんどの生徒が「楽しい」と答えている。中には家族と離れ、寂しさもあると述べる生徒もいるが、「寮生活は楽しい」と答えている。
〇寮食について
 「普通」と答える生徒もいるが、ほとんどの生徒が「美味しい」と答えている。中には「超美味しい」と答える生徒もいて、満足度が高いように思える。
〇生活面で困っていること
 まだ、始まったばかりで、何もかもが新鮮であるため、困ったという認識は少ないようである。困った時には寮のスタッフや学級担任に知らせるように伝えている。
〇小学校時代に頑張ったこと
 委員会活動における活躍を聞くことが多いが、「勉強」という答えが返ってくる生徒もいる。中学入試のために勉強を頑張ったことは「なるほど」とうなずける。

 学校生活、寮生活が始まって1か月が過ぎようとしている。早く両方の生活に慣れ、自分のペースで勉学や部活動ができるようになることを願っている。
 なお、中1生の部活動は中間考査が終わってから始めることになっている。

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