第62回の文化祭を9月14日(日)に実施したので、パンフレットに掲載した文とオープニングを紹介したい。
令和7年度 第62回文化祭 文化祭テーマ「splash」
昨年度、第61回文化祭テーマは「Untitled」で、「表題(タイトル/テーマ)のない」という意味でした。いったん白紙の状態に戻し、change & challenge変革と挑戦をし、無限の可能性を求める。そのような意味が込められていたのではないでしょうか。
そして、第62回(今年の)文化祭のテーマは「splash」、つまり無限の可能性を「ふりまき広めていく」ことだと思います。
生徒の皆さんの「make a splash」、今年の文化祭を「あっと言わせようとする」強い意気込みが伝わってきます。
文化祭実行委員長を中心に、「あっと言わせる文化祭」にしてくださることを願って挨拶とします。
パンフレットの挨拶では上記のように述べ、当日の体育館での「オープニング」の挨拶もほぼ同じにした。
毎年、文化祭のオープニングで校長登場という場が設定されている。その年の実行委員が考案した寸劇を動画で流し、その後、「校長入場」と続く。
わたしは体育館2階の入場口の前で待機し、担当生徒の指示で体育館の2階から、生徒の拍手の中を1階のステージまで早足で向かう。移動観覧席の階段を踏み外さないように降りていくのに注意している。
挨拶の最後に、皆さんも大きな声で一緒に唱和してくださいとお願いをして、「make a splash(あっと言わせる)」という言葉を唱和してもらった。
この後、文化祭実行委員長の「開会宣言」へと続き、会場が盛り上がった。
午後4時から始まった「フィナーレ」の盛り上がりも素晴らしい。
放送部が撮影した1日の活動が紹介されると、歓声が湧き上がる。最後に、のど自慢とダンスの表彰、そして、ベストパート賞の紹介があり、文化祭実行委員長の挨拶で終わる。文化祭実行委員の生徒たちの中には感動の涙を流している者もいる。この涙が、次へのやる気となって残りの中・高校生活の充実感へとつながることであろう。