過去のチュータのひとりごと

(2026/09/20)チュータのひとりごと 第844回(異常な暑さと慣れ)

 今年の夏は異常な暑さだった。
 昨年はエアコンを一晩中つけっぱなしで眠ったことは一度もなかった。ところが今年はエアコンをつけたままで眠った夜が何日あったことか。
 わたしは瀬戸内海の島で育ったこともあって、小中学校時代に夏が暑かったという記憶がない。暑ければ海に飛び込めばよかったからである。
 当時は学校が海に入ってよい日を決めていた。夏になるとその日が待ち遠しくて毎日、学級担任に「早く水泳の許可を出してください」とお願いをしたことを覚えている。
 海で長時間泳いでいると、唇が紫になり、体が冷えてぶるぶる震えた経験が何度もある。その時は陸に上がって体に日の光を当てる。泳いだ後の昼寝は最高であった。
 島で生活しているわたしたちと、島外からやってきた海水浴客や釣り客が大きく異なることがあった。それは日焼けである。
 島で生活していると、毎日潮風に当たっているので、自然に日焼けしていくのであるが、潮風に当たっていない人たちは日焼けをすると、真っ赤に焼けてしまう。海水浴や釣りに出かけると、軽いやけどの症状を引き起こすのであろう。脚や腕の赤い部分に触れると、とんでもない痛みを感じたことのある人がいるはずである。潮風に慣れていると日焼けしても痛みを感じることはない。
 慣れていることがいかに大切かということは、人と人との会話においても言える。
 わたしは、「日本語で話さないのに英語で話すようにはならない」と述べることがある。日本語の会話も英会話も慣れることが大切である。
 言語習得の目的を持って海外に行き、2年もすれば、その国の言語を話すことはそれほど難しいことではないように思える。
 「習うより慣れよ」とは見事な言葉である。

アーカイブ

All Rights Reserved Copyright AIKO educational institution