過去のチュータのひとりごと

(2004/02/29)教務のひとりごと(121) ・ 情報実習(中1)

寮生のご父母からの手紙(2)

 この手紙の

「‥家族バラバラで暮らしてまで息子を愛光に入れることに意味があったのだろうか?元気でやっているのだろうか?と自問自答する毎日でした。‥」

 わたしはこの部分を読んだとき,身の引き締まる思いがした。これほどまでの思いをして子どもを寮に預けている親がいることを改めて認識するとともに,その気持ちに十分に応えることができているのかどうかを考えさせられたからである。

 おそらく,寮生のすべてのご父母が程度の差はあれ,同じような思いをもって子どもたちを寮に預けているに違いない。

 この気持ちに応えるには,生徒たちの6年間の努力の成果が十分に生かされるよう道をつけることしかないのではあるまいか。

 本校の教員の誰もが,この職責を担って努力していることに誇りを持っていることは言うまでもないが,今後もご父母の期待に沿えるよう,日々努力を怠らないことが重要であることを改めて認識した。

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