2月15日(土)に毎年恒例の中学部マラソン大会を実施した。
当日の朝,自宅の前の道路を見て驚いた。前日の夜中にかなりの降雨があったことが分かる状態であったからだ
午前中の降雨の心配はなかったものの,グラウンドの状態が気になったので,普段よりも早く家を出て学校に向かった。予想通り,水たまりができていて,実施は難しいのではないかと思いながら,体育教官室に向かった。
途中,よく見ると体育科の先生方がたくさんのスポンジを使って水を吸い取り,グラウンドコンディションを整える作業をしていた。
この作業を見て,何が何でもマラソン大会を実施するのだという体育科の先生方の意気込みが伝わってきた。
学校行事はできるだけ予定通りに進むのが良い。予定通りに行事が進み,終了すると,充実感とありがたいという気持ちが湧いてくるのはわたし一人ではないであろう。
開会式を体育館で行い,中学1年生が9時10分に,2年生が10時10分に,3年生が11時10分にスタートした。
走る距離は中1,中2,中3女子が3キロ,中3男子が4キロである。第1グラウンドと第2グラウンドを使ってコースを作っている。
走り終わった生徒の背中を見ると,泥が跳ねあがり,懸命に走った姿を見て取れた。
中1~中3までマラソンに参加した生徒全員が完走したことがうれしく,大会最後の講評で全員の健闘を称えたことはもちろんのこと,大会が実施できた陰には体育科の先生方の労作があったことに触れたことは言うまでもないことである。